枯露柿
ソラーレ社会保険労務士法人のKIです。
先日、山梨に出かけてきました。ちょうど紅葉が見ごろを迎えていて、木々の絶妙なグラデーションを楽しむことができたのですが、それ以上に目を奪われたのが、家々の軒先に吊るされた鈴なりの柿。
柿の鮮やかなオレンジ色と、年月を重ねた木造家屋のコントラストが見事で、さながら日本昔話の世界のようでした。
実はこれ、武田信玄の時代から続く山梨の晩秋の風物詩で、「枯露柿」(ころがき)と言う干し柿になるのだそうです。あとひと月ほど天日に干され、寒風にさらされると、渋みが抜けて甘みの深い干し柿になるのだとか。
思いがけず素敵な景色に出会いました。